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SF小説

藤子不二雄は『SF』を『こししぎな話』だって言ったそうだけど……」

 

 僕の初めての小説を読んだ友人は言った。

 

「君の小説は何て言うか『ごくしぎな話』だよね……」

 

 しばらくの沈黙のあと、

 

「それって、褒め言葉として受け取って良いのかな」

 

 そう聞くと、彼は原稿を僕に差し出し、ゆっくりと首を振ったのだった。

 

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