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もしも私が男だったら その2

 

 友達の紗友が背中から私に抱きついてくる。わあびっくりしたあ、そう言いながらも、

 

(男の人は背中におっぱいが触れると絶対わかると言うが、紗友のような貧乳でもそれは同じなんだろうか……)

 

 と思う私は、来月で二十歳。

 女には感じられない柔らかさに思いを馳せる、ちょっぴりうぶな女子大生なのであった――。

 

【1分で読める超短編小説集】(山野ねこ) - カクヨム